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総連中央元財政局長弁護団が東京地裁の不当判決で記者会見、東京高裁に控訴

 東京地方裁判所が26日、「業務上横領」容疑で拘束、起訴されていた康永官総連中央元財政局長に対し懲役6年という不当な判決を下したことと関連し、弁護団は同日、東京地方裁判所司法記者クラブで記者会見し、談話を発表した。

 談話は、証拠上、公訴事実を裏づけることができなかったことが明白であったにもかかわらず、裁判所が公判の中で虚偽であることが明らかになった関係者の供述に依拠する形で、不当な公訴提起に迎合したことに対して遺憾の意を表すると述べた。また、憲法で保障された適正手続きを遵守し、近代刑事裁判の大原則である証拠主義裁判に立脚する限り、康元局長の無罪はあまりにも明らかであり、そのことは、この裁判の中できわめて明白なものになっている、必ずや真実が認められる日が来ることを確信していると指摘した。

 さらに、東京高裁に控訴、控訴審で無罪を明らかにすると強調した。

 続いて弁護団は、記者の質問に答えた。

[朝鮮新報 2004.3.30]