横浜市「市民活動フェア」でかながわ朝鮮問題研究ネットワーク主催の「民族教育とこどもたち」開催 |
NPO(非営利団体)やボランティア団体などが県民と交流する「市民活動フェア」が14日、横浜市の神奈川県民センターで行われ、同フェアの行事の一部として「民族教育とこどもたち」(主催=かながわ朝鮮問題研究ネットワーク)が開催された。 同ネットワークは、朝鮮学校への差別の撤廃を求めて活動している。 今回の行事には、登下校の様子や学校生活風景など同ネットワークが朝鮮学校生徒を撮影した写真、同校生徒らが描いた水彩画などが展示され、チマ・チョゴリ試着コーナーも設けられた。 「民族教育を守り支えるかながわ県民の会」事務局代表の阿部浩己氏(神奈川大学教授)、「神奈川日朝婦人懇談会」の廣瀬禮子氏、「川崎朝鮮問題研究会」の大石忠雄氏、昨年末に「主体思想日朝友好代表団」の副団長として朝鮮を訪問した岡部淳氏など多くの日本市民が観覧した。 また、総聯県本部の李漢洙委員長をはじめ本部と学校関係者、学父母らも参加し、市民らと交流を深めた。 この日、国立大学受験資格問題など民族教育の処遇改善を求めるアピール文「多文化共生の明日をひらくために」が市民たちに配られた。 [朝鮮新報 2004.3.23] |