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鳥取で戦争と平和を考える写真展、総連、民団、市民団体が共催

 戦争と平和を考える写真展(主催=同実行委員会)が6〜12日、鳥取県の米子駅前百貨店市民交流場で開かれ、約500人が観覧した。

 同県では昨年、総連鳥取県本部と民団県支団本部、日本の市民団体のピースアクションが共催し「コリアンフェスタin米子」を開催。今回第2弾として写真展を催すことになった。

 旧日本軍の朝鮮、中国をはじめとするアジア侵略の写真、イラク戦争開戦から現在に至るまでの現地の悲惨な状況を収録した写真、侵略戦争の歴史を繰り返さないことを訴える写真などが展示された。

 同時に、中国帰還者連絡会の講演会、朝鮮人強制連行と日本の侵略戦争を題材にしたビデオが上映された。観覧者たちは、戦争がもたらす悲劇に強い怒りを覚えながら、平和な世界を築くために共に行動する大切さを実感していた。

 開催期間、朝青に所属する在日コリアンの青年たちが「平和のミサンガ」を作り、観覧者らに配った。【鳥取支局】

[朝鮮新報 2004.3.16]