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東京で朝鮮人強制連行真相調査団2004年全国協議会

 「今こそ南北朝鮮との連携調査を」をテーマに朝鮮人強制連行真相調査団2004年全国協議会が21日、東京巣鴨の東京朝鮮会館で開かれ、各地の調査団メンバー、関係者らが参加した。

 朝鮮人強制連行真相調査団の空野佳宏日本人側事務局長の司会で進められた協議会では、フォトジャーナリストの伊藤孝司氏が朝鮮在住の元日本軍性奴隷被害者を主人公にしたビデオに関して、朝鮮大学校政治経済学部法律学科4年生の金成進さんが1世の証言収集の過程で得たことを報告するなど、8人が活動報告を行った。

 調査団の洪祥進朝鮮人側事務局長が今年度の活動案について説明。それによると、調査団では@長生炭鉱(山口県)、西本願寺札幌別院(北海道)などの調査をモデルにした名簿と犠牲者調査A書籍、ビデオなどの普及B5月開催予定のソウル国際連帯会議の準備活動―などを主な柱として活動を進めていく。

[朝鮮新報 2004.2.26]