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民主朝鮮、南の核実験問題「6者会談で優先論議を」

 最近、米国のワシントン・タイムズ紙は、南朝鮮当局が最近行われた国際原子力機関(IAEA)理事会で自分らの秘密核実験事件を覆い隠すため大々的な裏工作を行ったことについて明らかにした。

 14日付の民主朝鮮は論評で、これはIAEAが今回、南朝鮮核問題に関連して取った措置が自身の判断と決心によるものではないということを示唆する明白な証拠であると指摘した。

 同紙は、南朝鮮秘密核活動をめぐるIAEAの見かけだけの「査察」とIAEA理事会を機に行った南朝鮮当局の大々的な裏工作は、南朝鮮での秘密核実験事件をうやむやにして覆い隠そうとする米国の立場によるものであると主張した。

 そして、核問題に対する米国の不当な態度を絶対に許せないとし、次のように強調した。

 南朝鮮の秘密核実験問題は当然、 6者会談の場でもっとも大きな問題として優先的に論議されるべきである。

 6者会談は朝鮮半島の核問題を完全に解決し、同地域の非核化を実現するものである。この6者会談で南朝鮮の秘密核実験問題を徹底的に解明しなければ、会談が机上の空論になるということは火を見るよりも明らかである。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.12.18]