top_rogo.gif (16396 bytes)

人民生活向上に寄与する科学成果

 科学院軽工業科学分院の科学者たちは今年、人民生活の向上に寄与する研究成果を収めた。

 分院の食料部門では、味噌の旨味を増して製造できる方法の標準化研究を深め、以前に比べてタンパク質分解力が1.5倍も高い麹菌を発見した。そして、この菌を年間数十トン生産できる工程も整えた。また、麹菌と耐塩性乳酸菌、耐塩性酵母を同時に培養する新しい麹生産方法を導入して味噌の生産期日を従来の30日から10〜15日に短縮しながらもその質を高めた。

 日用品部門では、石けん用調合香料の製造に必要な単一香料を選定し、調合香料の工学的基準を満たしながらも低コストの製造処方を完成した。

 樹脂加工部門では、ポリ塩化ビニール熱接着剤を開発して長靴の生産に導入した。ゴム加工工業で多く用いられる添加剤を利用したこの熱接着剤は、コストを50%下げ、保管安全性も4時間から15日以上に高める。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.12.10]