民主朝鮮、町村外相の妄言非難 |
民主朝鮮は22日、町村信孝新外相が朝鮮に対する妄言を並べ立てたことで、これを非難する論評を載せた。 論評は、町村外相の発言は朝・日平壌宣言への明白な違反行為であり、彼が日本外交の重大課題として提起されている朝・日関係問題の解決に関心を持っているなら、宣言の基本精神を曇らせるような行為をあれほど平然と働けなかったであろうと指摘した。 また、歴史的に受け継がれている朝・日両国間の敵対関係を解消し、善隣友好関係に向けた努力が講じられている時に、それに水を差すような町村外相の行動を絶対に容認することができないと強調したうえで、町村外相の発言を通じて露になった対朝鮮敵視意思が日本政府の公式立場であるなら、問題はより深刻なものであると主張した。 そして、朝・日平壌宣言は両国間の関係改善に向けた根本原則であり、朝・日双方が平壌宣言の根本原則と基本精神を徹底的に履行してこそ、朝鮮と日本両国間のすべての問題が円滑に解決されると述べながら、日本が信義のない行動を取っている以上、朝鮮は両国関係が紆余曲折を経るのではないかという深刻な憂慮を抱いていると指摘した。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2004.10.29] |