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中国創建55周年、駐朝大使が宴会催す

 中国創建55周年に際し、武東和駐朝中国大使が9月29日、玉流館で宴会を催した。

 武東和大使は演説で、朝鮮人民は最近、金正日総書記の指導のもと自力更生の精神で度重なる困難に打ち勝ちながら、政治思想、反帝軍事、経済科学の3大戦線で成果を収め、強盛大国建設で新たな局面を開いたと指摘した。

 また、最近行われた中朝両国の最高指導者の相互訪問と、とくに今年4月に行われた金正日総書記の訪中は、両国関係の歴史で重要な意義を持つものだと述べた。

 そのうえで、金正日総書記と朝鮮労働党の指導のもと、朝鮮人民が社会主義強盛大国建設と国の統一実現で成果を収めることを願うと指摘。両国指導者の深い関心の中で、中朝親善協力関係が時代とともに前進し豊かな実を結ぶことを確信すると強調した。

 つづいて、楊亨燮最高人民会議常任委員会副委員長が演説した。

 楊副委員長は、中国の創建は中華民族の受難多き歴史に終止符を打ち、中国に人民のための新政権を誕生させた歴史的事変だったと述べながら、中国人民は共産党の指導のもと、新しい社会の建設と社会主義現代化建設のためのたたかいを展開し、発展の道を進んできたと指摘した。

 また、中国人民はこんにち、すべての領域で世界の注目を浴びる成果を収めており、中国の対外的権威はさらに高まっていると述べながら、特に胡錦濤同志をリーダーとする中国の新しい中央指導集団は、「3つの代表」思想を指導指針とし、「為民以本」と「人民のための執権」の原則に沿って中国人民を団結させ、中国共産党第16回大会で示された初歩的に富裕な社会を全面的に建設するための目標を実現するための事業で大きな成果を収めていると強調した。

 そのうえで、朝中親善を代を継いで発展させることは朝鮮労働党と朝鮮政府の確固とした立場であり、両国指導者の数回にわたる会談で合意された精神に沿って朝中親善を強化、発展させるため、今後も中国人民と手を取り合っていくと共に自らの義務を果たすだろうと指摘した。

 宴会には郭範基副総理と朝中親善協会中央委員会委員長の金秀学保健相、各国の外交代表らが招かれた。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.9.30]