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平壌宣言発表2周年、労働新聞「朝・日双方が宣言履行を誠実に」と強調

 労働新聞は17日、「平壌宣言履行は朝・日双方の共同の義務」と題する論説を掲載し、朝・日国交正常化は一方だけの努力では解決されず、朝・日双方は共に平壌宣言の履行に誠実に臨んで実をもたらすべきであると強調した。

 論評は、朝・日平壌宣言が、新世紀の両国人民の志向と利益、時代の流れに合致する歴史的な文書であると述べながら、朝鮮政府は日本が過去、朝鮮人民に犯した罪悪を清算し、朝鮮といい関係を持つことを期待しながら朝・日平壌宣言の精神と事項を履行するためねばり強く努力してきたと指摘。朝・日平壌宣言の核心事項は、日本が罪多き過去を早急に清算することであるにもかかわらず、日本の極右保守勢力は過去の清算に背を向け、対朝鮮敵視一辺倒の立場に固執しながら宣言の履行を妨げていると非難した。

 そのうえで、朝・日両国が平壌宣言の精神を尊重し、それを誠実に履行していけば、両国間の懸案は順調に解決され、関係正常化のための肯定的な実が結ばれるであろうと強調した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.9.22]