汎民連北、南、海外本部、共同アピール文発表 |
祖国統一汎民族連合(汎民連)の北南、海外本部は8日、共同アピール文を発表した。 要旨は次のとおり。 9月8日はわが民族に苦痛と不幸をもたらした米国が、南朝鮮を不法に占領してから59年となる恥辱の日である。 米軍による南朝鮮占領から59年になる今日、祖国統一汎民族連合の北、南、海外本部は祖国の地に不法に居座り、日常的な核戦争の脅威をもたらしながら民族の尊厳をじゅうりんし、わが民族を永遠に二つに分けようとする米軍を、この地から追い出すたたかいにすべての同胞が立ち上がることを7千万の同胞にアピールする。 南朝鮮を占領した米軍が犯した罪は数え切れない。 幼い女子中学生を白昼にひき殺した殺人者も米軍であり、梅香里で住民を相手に軍事訓練を行ったのも米軍である。 南朝鮮を占領した米軍は最近も、北侵戦争演習である「ウルチ・フォーカスレンズ04」軍事訓練を行い、情勢を戦争の瀬戸際まで緊張させてきた。 祖国の地を守り自主的にたたかってきた伝統を持つわが民族が、何ゆえ20世紀から21世紀にかけての60年近くの間、米軍の軍靴のもとで苦しまなければならないのか。 わが民族同士で力を合わせるこんにちの6.15統一時代になってまで、半世紀以上も戦争と分裂を強要してきた米軍がこの地に駐屯する理由は何もない。 2005年は祖国光復60周年を迎える歴史的な年であるとともに、米軍による南朝鮮占領から60年になる恥辱の年でもある。 すべての罪悪の根源である米軍が、侵略の軍靴を踏みならすいかなる地も与えられず、これ以上米軍の軍事的占領を延ばせないというのが、同胞の一致した要求である。 わが民族の団結した力でこの地から米軍を一日も早く追い出してこそ、北と南のすべての同胞は核戦争の根源を断ち切り、平和で幸せに暮らすことができる。 北と南、海外の7千万同胞が6.15共同宣言のもとに一致団結し、民族共助の力で米軍の南朝鮮占領60年を迎えることのないよう、米軍を必ず追い出そう! 7千万の同胞兄弟たちよ! わが民族が力を合わせればできないことはない。 われわれには民族団結の旗印である6.15共同宣言があり、民族の伝統である民族自主精神が息づいている。 わが民族が一番という誇りと自負心で占領の恥辱を拭い去り、民族の尊厳と栄誉を輝かそう! わが民族第一主義のもと、民族共助で自主統一の活路を開いていこう! 6.15共同宣言のもとわが民族同士力を合わせ、力強い統一祖国を建設していこう!(朝鮮通信) [朝鮮新報 2004.9.13] |