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労働新聞、自衛的防衛力の強化を強調

 労働新聞は8月31日、「自衛的国防力をあらゆる面から強化していくだろう」との論評を掲載し、米国の好戦勢力が最近、「米軍再配置」の看板を掲げてその裏で朝鮮を刺激する妄言を連日吐いていると非難した。

 論評は、米国防長官のラムズフェルドや米国家安全保障問題担当大統領特別補佐官のライスが、「米軍再配置」についてうんぬんしていることに触れながら、「米国の高官らはありもしない『南侵の脅威』について唱えながら自らの北侵野望を隠そうとしている」と指摘。こんにち、朝鮮半島で平和が脅かされ緊張状態が解消されていないのは、米国が南朝鮮に数万人の侵略軍を常時配置し、対朝鮮敵視政策に執着していているからだと強調した。

 また、「米軍再配置」計画の目的は自らの先制攻撃戦略を実践に移すところにあると述べながら、米国は、朝鮮半島周辺に空母戦団を増派するなど、軍備を引き続き増強していると指摘した。

 そのうえで、米国が追求しているのは核問題の平和的解決ではなく、朝鮮に対する先制攻撃の野望だけであり、イラクの次に朝鮮を先制攻撃して併どんしようとしていると述べながら、朝鮮は、この状況のもとで、自衛のため必要なすべての措置を引き続き講じざるをえないと警告した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.9.6]