第8回全国発明、新技術展覧会が盛況 |
平壌の3大革命展示館で開かれている第8回全国発明、新技術展覧会(7月22日〜8月15日)が各層の労働者と技術者、専門家の関心のなかで連日、盛況を博している。 展覧会には、40余の省、中央機関と傘下機関、企業所の科学者、技術者、勤労者が創案した約1000件の発明品と新技術成果が部門別に実物、模型、図解、ビデオなどさまざまな形式で展示されている。 コンピュータによる製品設計と検図、組立とシミュレーションが自在にできる自動加工プログラム「強国」6.0と「大同江洪水調節方法」「β低放射能測定装置」「太陽電池製作用極小溶接機」「機能性ナノ薄膜による紫外線遮断膜製造」など約80件の展示品は情報技術および先端科学技術部門の科学者、技術者の関心を集めている。 電力、石炭工業部門では、「褐炭燃焼による無煙炭ボイラー着火」と石炭採取率を2.5倍高めた採炭法をはじめ60余件の価値ある研究成果を展示している。 金属、機械、化学工業部門で出品した「千里馬−2000」号トラクター(従来の「千里馬」号トラクターに比べ耕作能力2.2倍、燃料30%以上節約)や「芒硝(ぼうしょう)による苛性(かせい)ソーダ生産」なども専門家の好評を博している。 このほかにも軽工業、農業、建設建材、電子自動化、逓信、国土環境、保健医療部門で収められた多くの成果が参観者の注目を集めている。今回の展覧会の特徴は、技術交流が広範に行われていることである。 また、展覧会の期間には講習と科学技術発表会も催される。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2004.8.9] |