開城工業地区（工業団地）建設着工式１周年を迎え、開城工業地区のモデル団地の敷地造成完工式が６月３０日、現地で行われ、経済協力推進委員会など北南の関係者が参加した。

　完工式では、敷地造成完工と関連した南側の経過報告が行われ、土地公社の金辰浩社長と現代峨山の金潤圭社長が演説。今後、開城工業地区の建設、開発事業が成功裏に推進されれば、南北経済の発展とわが民族の優位性を世界に存分に誇れるようになると指摘した。

　つづいて北側関係者が祝賀演説。一日も早く完工することで、民族の和解と協力、統一を願う全同胞の念願に必ず報いるものとの期待と確信を表明した。

　式典では北と南の代表が、モデル団地の敷地造成完工のテープカットを行った。（朝鮮通信）

［朝鮮新報 2004.7.3］