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平壌で「大黄牛賞」、民俗シルムに人気

 朝鮮の伝統的な民俗祝日であるスリナル(端午、旧暦5月5日)を迎え、平壌で第2回「大黄牛賞」全国勤労者のテレビ民俗シルム(朝鮮相撲)競技が行われる。

 競技は、20日から22日まで風光明媚な牡丹峰民俗シルム競技場でメーン競技と60青春シルム競技に分けて行われる。

 メーン競技では、各道(市)から選抜された数十人の選手が比較シルムとトーナメントを行ってもっとも優秀な選手を選出し、大黄牛と共に金の牛鈴が授与される。

 現在、体重約1トンの大黄牛が主人を待っている。

 ユニークな60青春シルム競技も注目を集めた。

 60歳以上の年長者が参加してトーナメントの方法で行われる。

 各道(市)では選手選抜を終え、本番にのぞんだ。

 2002年6月に行われた第1回競技では、平壌市のキム・ソンドがアンコリ(内掛け)とペジギ(相手の腹を腰に乗せて倒す枝)など多様な技を用いて優勝した。

 視聴者に広く知られている強豪や無名の新人などが勝負を競う今回の競技で誰が「大黄牛賞」を手にするのか、大きな関心事となっている。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.6.18]