朝鮮でも鳥インフルエンザの予防活動展開 |
朝鮮で鳥インフルエンザの予防活動が力強く展開されている。 金正日総書記は1月、アジア諸国に急速に伝染している鳥インフルエンザの予防について数回にわたって具体的に指示した。 農業省と保健省の活動家はこの活動に積極的に参加している。 国家獣医非常防疫委員会によって予防活動のための常務グループが組織され、道、市、郡と種禽場の獣医防疫委員会が活動を円滑に行えるよう指導している。 農業省では、家禽部門で予防に必要な技術データを道、市、郡に下達し、各級獣医防疫機関の活動家に対する技術講習も行っている。 保健省では、昨年の新型肺炎(SARS)防疫時期のように、国家衛生検閲員と治療予防局の公務員を中心に常務グループを設けた。 国の衛生防疫活動家と戸担当医師は、鳥インフルエンザの危険性と伝染経路、伝染を防ぐための対策的問題を知らせる衛生宣伝活動を行っている。 港、国境、空港、特に境界沿線地帯で獣医検疫、衛生検疫を厳格に行って外部からウイルスが伝染しないよう対策を綿密に立てている。 特に、家禽類加工品に対する検疫を厳格に行っている。外国への出張者に対する検病も高い水準で行われている。 国では、必要な予防薬の生産と予防接種の対策も講じている。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2004.2.27] |