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朝鮮外務省代弁人、イスラエルの「分離フェンス」建設中止を要求

 朝鮮外務省スポークスマンは、イスラエルがパレスチナ自治地域に不法に建設している「分離フェンス」問題に関連し19日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

 最近、イスラエルがパレスチナ自治地域に建設している大規模の「分離フェンス」問題がアラブ諸国とイスラエル間の大きな争点となって地域諸国はもちろん、世界的な憂慮を引き起こしており、国際司法裁判所(ICJ)にまで上程されている。

 イスラエルが「テロ防止」の美名のもと、国際法を無視して強行しているフェンスの建設は、パレスチナ地域を侵犯し、パレスチナ人の生存権をはなはだしく侵害する不法な行為である。

 われわれは、この問題をICJで討議すべきだというパレスチナとアラブ諸国の提案を支持し、イスラエルが不法なフェンス建設を直ちに中止すべきだと主張する(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.2.21]