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「核技術移転説はウソ」、朝鮮外務省代弁人

 朝鮮外務省スポークスマンは10日、米国が最近、朝鮮に対する外部からの「核技術移転」説を執ように流布していることに関連し、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

 最近、米国は自分らが流布したわれわれの「濃縮ウラン計画」説に信ぴょう性を付与しようとしてパキスタンの科学者による「核技術移転」説までつくり上げて世論化している。

 これは、何の根拠もない虚偽宣伝に過ぎない。

 米国の虚偽、ねつ造が余りにも途方もないものなので、われわれはそれに眉一つ動かさない。

 米国の常套的な謀略宣伝は、自身の苦しい立場をあらわにするだけで、誰も信じさせることができない。

 問題は、米国が検証、確認できない幽霊のような「濃縮ウラン計画」説をなぜ、執ように流布しているのかということである。

 それは、米国がわれわれの内部を合法的に隅々まで調べ、あげくにはイラクのように侵すためであり、当面して、間もなく開かれる6者会談で自分らの孤立を避けて会談を破たんさせる口実を設けるためである。

 米国の幼稚な謀略宣伝は、自力で核抑止力を用意した自衛的措置がどれほど正当であったのかをわれわれに再度悟らせる機会になるだけである。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.2.16]