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〈祖国統一汎民族連合臨時共同議長団会議〉 民族共助で統一の活路を

 祖国統一汎民族連合(汎民連)臨時共同議長団会議が1月29日、北、南、海外でファクシミリを通じて行われ、汎民連の北側本部、南側本部、海外側本部の議長団メンバーが参加した。また、汎民連関係者がオブザーバーとして参加した。

 会議では2004年の汎民連の運動方向について討議され、基調報告に続いて討論が行われた。

 会議は、朝鮮政府、政党、団体連席会議で採択されたアピールは極めて正当で時宜に適った措置であるとし、今こそ北、南、海外の全同胞がわが民族第一主義の旗じるしのもとに民族共同の敵である米国の干渉と戦争策動を粉砕し、民族が進むべき道をわが民族同士力を合わせて自主的に開拓していく時であると訴えた。

 また、こんにちの情勢下で民族第一主義の旗じるしのもとに自主統一の活路を切り開くためのたたかいの先頭には当然、汎民連が立つべきであると指摘し、次のような問題が強調された。

 汎民連はまず今年、「わが民族第一主義の旗じるしのもと、民族共助で自主統一の活路を切り開こう!」とのスローガンのもとにわが民族第一主義精神を北、南、海外の全同胞の胸に深く植え付け、民族共助によって朝鮮民族対米国の対決構図を実践的に解決するためのたたかいを力強く展開しなければならない。

 汎民連は、南朝鮮で米国の武力増強と軍事演習策動を阻止し、破たんさせ、民族の和解と交流を阻み北南関係にくさびを打ち込もうとする米国の民族離間策動に反対して強くたたかわなければならない。

 汎民連は、南朝鮮から米軍を追い出すためのたたかいを引き続き力強く展開しなければならない。

 米国の侵略と分裂策動の下手人となって民族対決と戦争の斥候となっているハンナラ党をはじめ親米売国勢力に厳しい鉄ついを下さなければならない。

 われわれは、6.15共同宣言の基本精神に反するいかなる行為も許してはならないし、全同胞を共同宣言の履行へと立ち上がらせなければならない。

 今年、汎民連は6.15と8.15をはじめ民族共同の祝日と記念日に平壌やソウル、金剛山など、合意される場所で民族共同の大会合が盛大に行われるようあらゆる努力を傾け、これを通じてわが民族の団結した姿と統一の意志を内外にいっそう力強く誇示しなければならない。

 会議は、汎民連組織をさらに拡大、強化してその役割を引き続き高め、運動を絶えず改善、強化していくことについて指摘した。

 そして、汎民連は北、南、海外の3者連帯運動を強化するため引き続き努力し、今年、北、南、海外の3者が参加する第9回汎民連共同議長団会議を開催するため積極的に努力すると指摘した。

 会議では共同決定書が採択された。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.2.5]