top_rogo.gif (16396 bytes)

朝鮮、高麗医学発展で成果

 朝鮮で高麗医学発展に力を注ぎ成果を収めている。

 20日付朝鮮中央通信によると最近、高麗医学部門では情報産業時代の要求に合わせ、高麗医学と現代的な電子技術を結合して、伝統的に行われてきた鍼、灸、内服薬による治療法を理論化。治療予防事業に積極的に利用している。

 この方法は従来のものより治療効果を高められるため、保健関係者らの好評を博している。これまでこの部門では、新たに100余の高麗診断治療器と高麗体質治療薬を臨床段階で導入し、1000余種の高麗薬成分、加工方法、薬理作用などを新たに発見した。

 高麗診断治療器には患者の情報に基づいた疾病の予防治療、高麗医術、脳卒中予防診断プログラムをはじめとする数百種のコンピューター診断プログラムがインプットされている。

 体質医学研究では、約2万人を対象に体質分類方法を確立、臨床で実践に移している。マッサージなどでも新しい方法を導入し、患者の情報に基づき迅速に診断、治療にあたることができるようになった。

 高麗医学を発展させることでは、高麗医学科学院が中心的な役割を果たしている。科学院には6つの研究所と数十にのぼる専門科、また高麗古典研究室、民間療法研究室、製薬工場などが備えられている。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.1.23]