朝鮮、養魚の科学化で成果 |
朝鮮で養魚の科学化に力を入れ成果を上げている。 科学院水産科学分院ではこの数年間、東海の浅海養殖で重要な段階である人工培養場での飼料生物培養技術を確立した。 この技術は、人工培養場で年間数百万匹の稚ナマコと数千万匹の稚ウニ、数十ヘクタールのコンブ夏季苗を養殖するのに大きく寄与した。 また、魚や養殖場の特性に合わせて上下層を同時に利用できるよう、科学技術上の問題も解決した。 魚の初期餌として利用価値の大きい輪虫を大々的に培養できる技術も開発した。 輪虫などを利用すれば、稚魚と幼魚の生存率を90%保障し、従来の2倍以上の大きさに育てることができる。 現在、各地の養魚場でこの餌を利用して多くの魚を養殖している。 粗タンパク含量が20.6%、必須アミノ酸が54.6%、そして魚の成長に良い各種の生理活性物質が含まれている微生物菌体タンパク質養魚飼料もニジマス、コイなど各種の魚を育てることに利用されている。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2004.1.17] |