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北南交易7億ドル台に

 昨年の北南交易規模が前年比12.9%増の7億2421万7000ドル(約769億5400万円)に達したことがわかった。

 15日の統一部の発表によると、全交易額のうち商業的売買や委託加工交易など取引性の交易額は4億867万9000ドル(約517億3000万円)で、取引性交易が全体に占める割合は前年比3.0%増の56.4%を占めた。

 統一部関係者は、「取引性交易が着実に増加傾向を見せるとともに、非取引性交易のうちの人道的物資支援と食料借款提供がなされていることの結果」と述べながら、「今年も取引性交易を中心に交易額の増加傾向は持続するだろう」と展望した。

 非取引性交易は3億1553万9000ドルで、前年比5.6%増となっている。

 対北支援の内訳は、肥料支援など純粋な人道支援物資が1億3497万2000ドル、食料借款の提供1億264万3000ドル、北南鉄道、道路連結工事の資材および装備借款の提供3303万5000ドルなど計2億7065万ドルで前年比27.0%の増加となっている。

 非取引性交易を除く実質的な交易収支は、北側が1億6948万5000ドルの黒字。北南交易への南の参加企業数は委託加工業109を含む418となり、品目数は委託加工品217を含む588となっている。

 一方、北南間の海上物流も活発で、総物量は104万8383トンで前年比0.7%減となったが、船舶の運航は2022回で10.7%増となった。

[朝鮮新報 2004.1.17]