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朝鮮外務省代弁人、米国スタンフォード総合大学教授一行の訪朝に言及

 朝鮮外務省スポークスマンは10日、米国スタンフォード総合大学教授一行の訪朝と関連した朝鮮中央通信記者の質問に次のように答えた。

 1月6〜10日まで米国スタンフォード総合大学教授ジョン・ルイスとロスアラモス国立核研究所元所長ヘッカー一行が、われわれの招請で朝鮮を訪問した。

 一行は訪問期間、わが方の関係者らと核問題をはじめとする関心事となる一連の問題に対して意見交換し、特に寧辺核施設を特例的に見てまわった。

 代表団の寧辺核施設訪問は視察ではなく、われわれの招請による参観であった。

 われわれが彼らにこのような参観をするようにしたのは、われわれの核活動と関連した憶測報道とあいまいさが当面の核問題解決に支障を与えているため、米国人が直接自分の眼で現実を確認する機会を与え、透明性を保障することにその目的があった。

 われわれはこれまで、機会あるごとにわれわれの公明正大な核活動を事実そのままに公開しており、米国側にも外交ルートを通じて通知してきた。

 周知のように、米国がわれわれに核抑止力を持たせるようにし、われわれはこれを今回、ルイス一行に見せた。

 われわれは、ルイスと核専門家一行の今回の訪問がわれわれの核活動に対するあいまいさをなくすことに少しでも寄与するのなら、今後それが朝米間核問題の平和的解決のための実際的な基礎となるだろうとみなす。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.1.13]