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「核活動凍結の用意」と朝鮮外務省代弁人が言及

 朝鮮外務省スポークスマンは12日、米国が最近核問題解決のためのわれわれの建設的な立場を無視しながら、「義務違反」を口実にわれわれに圧力を加えようとしていることと関連し、朝鮮中央通信記者の質問に次のように答えた。

 報道によると最近、米行政府の高位官吏らが、われわれが核問題と関連した「義務条項に違反する行動をした」と主張しながら、それを中止したからといって「代価を提供することはできない」「違反行動を永遠に行わないということを明白にしなければならない」などと発言しているという。

 こうした報道が事実だとするなら、われわれはこれを看過できない。

 米国がうんぬんする「義務違反者」で言えば、われわれを「悪の枢軸」、核先制攻撃の対象に指定して敵視政策を露骨にしながら、朝米基本合意文まで破たんさせたブッシュ行政府である。

 にもかかわらず、米国が盗人たけだけしく事実を転倒させていることは、問題解決には依然として関心がないということである。

 われわれはこの間、問題解決のための建設的提案を一回や二回明かしただけにとどまらない。

 米国がわれわれの言葉の意味をそれほどまでに理解できないのなら、もう一度明白にする。

 ブッシュ行政府が一括妥結案に沿った同時行動で核問題を解決する意思が本当にあり、その第1段階としての「凍結対補償」に合意する用意があるのなら、われわれも非核化のための出発点として黒鉛減速炉による核活動を凍結する用意がある。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.1.13]