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朝鮮外務省代弁人、中東諸国での事態に言及

 朝鮮外務省スポークスマンは9日、米国が最近中東諸国で起きた事態を朝鮮と関連付けようとしていることと関連し、朝鮮中央通信社記者の質問に答えた。

 スポークスマンは、米国が中東諸国でみずから演出した事件を宣伝しながら、その効果が朝鮮半島でも再現されるという幻覚に陥っていると指摘。これは朝鮮の自主政策についてあまりにも知らない人間の未練に過ぎず、中東諸国での事件は米国とその国の人間にかかわる問題だと述べた。

 そのうえで、朝鮮はこれまで他国の影響を受けたことはなく、朝鮮の原則、自主の原則に沿ってすべてのものを計りみずからの判断と決心で行動すると強調した。

 スポークスマンは、朝鮮の立場に「変化」を期待するのは晴れた空から夕立を求めるようなものであり、中東諸国の一部で起きた最近の事態の進展は、先軍政治の正当性と生活力に対する確信を強めただけに過ぎないと指摘した。

 そして、朝鮮半島での戦争を防ぎ平和を守るために朝鮮が定めた原則は決して変えず、朝鮮人民が選択した自主の道で一寸も後退しないというのが朝鮮の政治方式だと付け加えた。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.1.13]