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朝鮮の医科学研究で新たな成果

 朝鮮の医科学研究分野で多くの成果を上げている。

 医学科学院医学生物学研究所では、遺伝子工学的方法による組換えB型肝炎内質抗体検査試薬を開発した。

 これまでの表質抗体検査試薬に比べて実収率がはるかに高いこの検査試薬は、B型肝炎患者の診断率を高めるうえで大きな前進をもたらした。

 平壌医科大学遺伝医学研究所では、抗ウイルス、免疫復活、抗ガン作用に使うインターフェロンの研究を深め、工業的な方法で生産できる確固たる展望を開いた。

 大学病院の心臓血管外科では、生後間もない子供の先天性心臓病手術に成功してこの分野で新たな境地を開拓した。

 金萬有病院では、関連単位との共同研究を行って免疫アレルギー性疾病治療に使われる血液浄化用選択吸着剤を開発、導入して腎臓症症候群などの疾病治療で成果を収めている。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.1.9]