朝鮮中央通信、小泉総理の靖国参拝を非難 |
日本の小泉純一郎総理が1月1日、靖国神社を参拝したことと関連して朝鮮中央通信は3日、「軍国主義復活をねらった危険な動き」と題する論評を発表した。 論評は小泉総理が靖国神社を訪れ「軍国主義者たちの魂を慰めた」と指摘、今回の参拝は「現執権者が一貫して反動的、極右的な軍国主義政策を執拗に追求していることを示している」と非難した。 小泉総理は昨年10月8日の記者会見で靖国神社参拝を続ける意向を表明、それは軍国主義のためではなく、至極自然な行為であると語ったことがある。 論評はこの会見内容に触れながら、小泉総理が正月元旦に参拝を行ったのは「今年、日本の軍事大国化、海外膨張策動をさらに本格化させようとする無謀な企てを露わにしたもの」であると指摘した。 そして、小泉総理の行動を過去の侵略戦争を美化する反動勢力の策動の一環としてとらえ、「わが人民と世界人民たちの正義と良心に対する挑戦であり朝・日平壌宣言の精神に対する背信行為」であると非難した。 さらに論評は、朝鮮人民が「平壌宣言の精神に反して過去清算を回避し軍国主義復活と海外膨張策動を露骨に推し進める日本の反動勢力の犯罪行為を決して傍観しないであろう」と強調した。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2004.1.6] |