「２００４年学生少年たちの新年の集い」が１２月３１日、平壌にある万景台学生少年宮殿で行われた。

　この日、学生宮殿内には「新年祝賀」などと書かれたさまざまな装飾が施され、ホールでは子供たちがコマ回しなどの遊びでイベントの雰囲気を盛り上げた。

　「新年の集い」には最高人民会議常任委員会の金永南委員長をはじめとする党と国家、軍の幹部や功労者たち、各階層の平壌市民が参加した。また在日同胞をはじめとする海外同胞も参加、朝鮮に駐在する各国の外交代表団、大使館関係者が招待された。

　参加者たちは、学生少年たちが準備した新年の集い「ウリ・アボジ」を観覧した。公演では舞踊、軽音楽、アコーデオン重奏など多彩な演目が披露された。

　１２４人で構成された在日朝鮮学生少年芸術団も歌と踊りによる演目「私のカバン」を披露した。日本で民族の誇りをもって生きる学生たちの姿を描いた公演は参加者たちに深い感銘を与えた。

　また公演では歴代の「新年の集い」参加者たちが舞台に上がり、出演者たちと一緒に歌を披露した。

　この日行われた「新年の集い」は、朝鮮中央テレビで午後１０時１０分頃から約１時間１０分にわたって放映された。【平壌支局】

［朝鮮新報 2004.1.6］