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北九州初級生徒ら日本の生徒らと3日間交流、互いの文化紹介し合う

 「日朝・日韓 子どもサミット」が10月22〜24日にかけて、福岡県の遠賀ふれあいの里センターで行われた。サミットには、北九州朝鮮初級学校の生徒らと遠賀町内3校の日本学校の生徒、関係者ら約50人が参加した。

 この行事は、朝鮮と日本の親善を深め、幼い頃から朝鮮学校の生徒らと日本学校の生徒らが互いを理解し、交流しようという主旨で行われたもの。同実行委員会と遠賀町教育委員会の共催で実現した。

 生徒らは、お互いの文化を紹介し合うなどして交流を深めた。北九州初級の生徒らは、朝鮮語、朝鮮の風習と礼節、民俗遊びやチャンダンを紹介し、舞踊部とカヤグム部の生徒らが公演を披露した。日本の生徒らは、かるた遊びなどを紹介した。

 初日の夕食は、北九州初級オモニ会の役員らがピビンバを、二日目は日本学校の母親らが郷土料理を作った。

 3日間をともに過ごした生徒たちだけに、最終日には別れを惜しみ涙する生徒の姿も。

 閉会式であいさつした浜岡・遠賀町議は「子どもたちがこんなに仲良くなって、どんなに良いことか。今後、もっと多くの人を呼んで、より充実した内容にしていきたい」と述べた。【北九州初級】

[朝鮮新報 2004.10.30]