神奈川でサマースクール−民族料理競演、風習、文化体験など |
神奈川ブロックサマースクール「エンジョイコリアン!」が7〜9日の3日間、山梨県西湖湖畔キャンプ場で行われ、日校生、朝高生をはじめとする91人が参加した。 今年で4回目となる同スクールは、日校生と朝高生が互いに親ぼくを深めるとともに、神奈川に住む同じコリアンとして自分たちの歴史や文化を共有して民族に対する認識を深めていくのが目的だ。 今回はコリアン同士集まることの楽しさを追求する意味を込め、名称を「エンジョイコリアン!」とした。また、民族の歴史や文化を目や耳など体で感じることのできる内容を盛り込んだ。 民族の風習、文化を体験するコーナーで、民謡やオッケチュム、ユンノリ、チェギチャギ、祭祀を行う方法などを習い、楽しんだ。 班対抗で行われた民族料理競演「料理の鉄人」、赤と青の2組に分かれて行われた運動会もおおいに盛り上がった。 2日目の夜は、共に参加した金剛山歌劇団員の公演を観覧した後、フォークダンス、討論会などを行った。 参加者たちは、「コリアン同士集まることの楽しさ、民族の歴史、文化を知ることの大切さをあらためて実感した」「これからも支部、ブロックなどで、民族について一つでも多くのものを学んでいきたい」などと話していた。【朝青神奈川】 [朝鮮新報 2004.8.24] |