静岡初中、創立40周年の記念祝典 |
静岡朝鮮初中級学校(静岡市中島、李英三校長)創立40周年記念祝典が16日に行われ、大雨にもかかわらず学父母、卒業生、歴代校長、地域同胞、日本人士ら600余人が参加した。1部では記念大会と記念公演、2部では記念祝典が行われた。 記念大会では、学校創立40周年記念事業実行委委員長の朴震秀総聯静岡県本部委員長があいさつし、40周年を契機に環境を整えるために1年間同胞たちが傾けてきた努力について紹介した。また、来賓として堀江龍一県議、笹嶋洋・熱海市議会議長があいさつした。李校長が記念報告を行い、40年間の沿革を説明するとともに、日本で民族教育を守り、より良い環境で子どもたちを学ばせるために教職員、学父母、地域同胞らが傾けていることに謝意を表した。 2部の記念祝典で参加者らは、飲食を楽しみながら、舞台で繰り広げられる公演に見入っていた。 93年に同校を卒業した趙純玲さん(26)は、「民族教育がなかったら今の自分はない。この学校に通わせてくれた両親に感謝している」と語っていた。 [朝鮮新報 2004.5.20] |