静岡朝鮮初中級学校初級部の舞踊部生徒らが１１日、静岡市立中島小学校で行われた「もろこしっこ節分まつり」に参加した。

　「もろこしっこ」は市内在住の障害者の団体。当日は静岡初中と中島小学校の生徒、障害者の子供たち約２００人がまつりを楽しんだ。

　静岡初中の生徒たちは舞台で「ソゴチュム（小太鼓の舞）」を披露。日本舞踊を習っている日本人の子供たちとも交流したほか、会場では豆まきなどをして楽しんだ。

　実行スタッフの大石賢治さん（17）は、「今まで朝鮮学校があることすら知らなかった。子供たちが交流を深め、もっと視野を広げてほしいと感じた。外国に暮らしていながら、何世代も民族性を守っている在日の方たちは本当にすばらしい」と語っていた。【静岡初中】

［朝鮮新報 2004.2.24］