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2003年度各級朝鮮学校教員教育研究集会、4地域で開催

研究成果を発表する各級朝鮮学校の教員たち

 2003年度総聯各級朝鮮学校教員の教育研究集会が東日本(23、24日、東京朝鮮中高級学校)、東海・北信(24日、名古屋朝鮮初級学校)、近畿(24日、神戸朝鮮高級学校)、中四国・九州(23、24日、九州朝鮮高級学校)の4地域ブロック別に行われ、朝鮮学校教員や教育関係者ら約1200人が参加した。

 03年から始まった新カリキュラム、新しくなった教科書を使用した教育方法研究における成果と経験を集大成し、それらを一般化するのが目的。4地域の各分科から316編の論文が発表され、新教科書とカリキュラムに対する取り組み、「週5日制」を利用して民俗遊戯や課外授業を行った経験などの論文が注目を集めた。一方、東日本大会では23日、「低学年指導分科」「少年団・朝青分科(課外活動分科)」と題して、論文発表や活発な意見交換が行われた。

 東日本集会に参加し、あいさつした総聯中央の゙令鉉副議長は、新教科書とカリキュラムに沿った教授方法、「週5日制」に対する課外授業の研究を深めることを今後の課題にあげた。また、19全大会以後、新たにインターネットを活用した「民族教育情報網」を整備し、教員同士が教案資料を交換し、活用し合いながら資質向上に向けて励むことが重要だと強調した。

[朝鮮新報 2004.1.29]