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東神戸朝鮮初中級学校セセデ大同窓会、通学バス用に50万円寄付

 東神戸朝鮮初中級学校セセデ大同窓会が12月21日に行われ、18期から27期までと神戸初中1期生といった朝青年齢期の卒業生ら118人が参加。8人の恩師も招かれた。

 卒業生たちの学生時代の写真を編集したスライドショー「プレイバック東神戸朝鮮初中級学校〜思い出してみないか?〜」を観ながら、懐かしさに思わず涙ぐむ人たちも。卒業生を代表して金秀匡さん(22)がスピーチ。「ウリハッキョがあったからこそ今の自分たちの存在があることをみなが感じたと思う。これからも僕たちがウリハッキョを守り、発展させていこう」と語りかけた。許成さん(23)が校歌を歌い出すとそれが大合唱へと変わった。

 続いて、今回の大同窓会開催によって得た収益金と朝青東神戸支部が2年間行ってきた愛校運動「一口300円募金運動」などで得た収益金計50万円を神戸初中に寄贈するセレモニーが行われた。収益金は今年購入予定の通学バス購入費の足しに使われる。

 同窓会実行委では、厳しい情勢が続く昨今、民族性を代々守り続けていく上でウリハッキョがこれからも中心的役割を担っていくとの認識から、セセデ卒業生たちが何かしなければと同窓会を企画した。卒業生たちは、「ウリハッキョ時代を思い出させてくれた。本当に温かく楽しかった」(金久未さん)、「ウリハッキョの良さをまた実感できた」(孫娟順さん)などと感想を語っていた。【朝青東神戸支部】

[朝鮮新報 2004.1.13]