千葉朝鮮学園の崔士俊理事長、南利道副理事長、アボジ会の孫重根会長、女性同盟千葉県本部の朱暎子委員長が９日、日本赤十字社千葉県支部を訪れ、支部長の堂本暁子県知事あてに新潟中越地震の支援金５０万円を伝達した。

　崔理事長は、今回の支援金は１１月２９日に行われた千葉朝鮮初中級学校を支援する金剛山歌劇団のチャリティーコンサートの収益金の一部で、千葉同胞たちの熱い気持ちが込められていると述べた。

　また、公演は同胞と日本市民たちの交流を促すとともに、相互理解を深める良い機会になったと語りながら、千葉初中の教育内容や現状などを説明した。

　同支部の菅谷巌事務局長は、貴重なチャリティー金を寄付してくれたことに対し、「とても感謝している。ただちに県知事に報告し、正確に新潟県支部に届けたい」と述べた。

　理事一行はまた、千葉県での民族教育の歴史と千葉初中を紹介するビデオと案内パンフレットも手渡した。【千葉支局】

［朝鮮新報 2004.12.18］