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浮島丸事件 12月にシンポ、北南から遺族参加−祐天寺で追悼会も

 「祐天寺に残された遺骨から今、戦争・平和を考えるシンポジウム」が12月12日、東京都千代田区の日本教育会館で行われる。前日の11日には目黒区の祐天寺で追悼会が開かれる。

 シンポジウムには北南朝鮮の遺族、研究者が招かれ、追悼会、証言と報告が行われる。朝鮮の遺族の参加は初。朝鮮人強制連行真相調査団が調査し探し当てた。

 祐天寺には、旧日本軍属として従事させられ犠牲になった朝鮮人、浮島丸爆破事件の犠牲者の遺骨、1000柱以上が故郷に帰れないまま安置されている。これまで日本政府は、遺骨の本籍や遺族の名前を把握していながら通知せず、朝鮮には名簿すら送っていない。

東京朝鮮人強制連行調査団が第2回総会

 東京朝鮮人強制連行真相調査団第2回総会が2日、東京都千代田区の日本教育会館で行われ、団員、同胞、日本人ら約60人が参加した。

 総会では、李一満・朝鮮人側事務局長が経過報告し、今後の活動と規約について述べた。

 また、新役員が紹介され、金鐘普E朝鮮人側代表、小谷喜富・日本人側代表がそれぞれあいさつした。

[朝鮮新報 2004.11.9]