総連大阪府本部の金奉亨委員長ら総連大阪府本部代表一行が２６日、大阪市都島区の市長公館を訪れ、關淳一市長らと懇談した。

　金委員長はまず、府内の朝鮮学校生徒らが日本のスポーツ全国大会で活躍していることを紹介。スポーツ交流が盛んに行われているとしながら、民間レベルでの交流を活性化していこうと述べた。学校の状況と生徒らの学校生活を視察するため朝鮮学校を訪問するよう要請した。

　これに対し關市長は、協力することについて理解を示し、在日朝鮮人が多く暮らす大阪で活動をともにしていきたいと述べた。

　総連大阪府本部では、総連２０全大会での決定に従い、対外活動の強化を推し進めている。７月２８、２９日には、ロシア、中国の各駐日総領事と面談したほか、８月２０日には、日朝友好促進大阪府議会議員連盟の橋本昇治会長、大阪府議会の森山一正前議長と懇談した。

［朝鮮新報 2004.8.28］