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近畿・東海ブロックなど3ブロックで留学同サマーセミナー「マダン2004」

 留学同の近畿・東海ブロック合同サマーセミナー「マダン2004」が3〜6日にかけて、奈良県の国立曽爾少年自然の家で行われ、近畿、東海地方の大学、専門学校に通う同胞学生、約90人が参加した。

 セミナーでは、在日同胞に対する差別や過去の清算、祖国統一をテーマにした3つの講義と班別討論、学生らと大阪朝鮮歌舞団の文化公演などが行われた。また、留学同が進行中の支部対抗の運動、「留学同ペナントレース」の中間結果報告も合わせて行われた。

 参加した学生たちは、互いに交流を深めながら、同胞社会を取り巻く現況などについて意見交換。これからも民族性を守り、朝鮮人として堂々と生きていくこと、留学同の活動をさらに活性化していくことを誓い合った。

 大阪産業大学1年の徐昌暎さんは「これまで家では政治問題や同胞社会の問題について話すのを避けてきた。セミナーに参加して、同じような立場の人がさまざまな問題意識を持っていることを知った。いい経験になった。これからも先輩たちからいろいろ吸収して問題意識を高めていきたい」と感想を述べた。

 なお、セミナーは中四国・九州(3〜5日、山口県光青年の家)、関東(7〜9日、群馬県青少年会館)の各ブロックでも行われた。

[朝鮮新報 2004.8.17]