04東アジア共同ワークショップ、過去を心に刻み、未来を創ろう |
在日朝鮮、韓国人と日本、南の若者たちが過去を見つめ、未来を語り合う「東アジア共同ワークショップ」(主催=東アジアワークショップ実行委員会)が8月8〜12日、大阪を中心とする関西で開催される。 同ワークショップは開催以来、「過去を心に刻み、未来を創る」という理念のもと、強制労働犠牲者の遺骨発掘という共同作業から各国の青年らが共に過去の歴史と向き合う中で、真の平和な未来を創るための友情関係を築いてきた。 97年の夏に北海道で初めて開催され、以後98年ソウル、99年大阪、00年ソウル、01年北海道、02年済州島、03年北海道と場所を移して行われ、延べ1000人以上の若者が交流してきた。 8回目を迎える今回は、在日朝鮮人の多住地域である生野や京都東九条のほか、沖縄出身者が多く住む大阪市大正区、ブラジルやベトナムなどのニューカマーが住む神戸など、さまざまなコミュニティーを訪れ生活文化と地域社会の課題を知る機会を設けている。 同実行委員会では交流の輪を広げようと参加者を募集中(先着100名)。同時に開催に必要となる資金のカンパも募っている。 △全体日程 8日―開会式、交流会、記念シンポジウム「東アジアの未来への提言」(講師は立教大学法学部政治学科・李鐘元教授、午後2時〜、生野区民ホール、参加費=1000円) 9日−チーム別フィールドワーク 10日−全体フィールドワーク、イラク学習会など 11日−全体討論会、ライブ 12日−感想交流会、閉会式 △カンパの受付口座(一口5000円) 受付口座・郵便振替 00910―2―296132、口座名義「東アジア共同ワークショップ」 受付口座・UFJ銀行 玉造支店 普通3960849、口座名義「東アジアワークショップ事務局」。 △問い合わせ=「2004夏・東アジア共同ワークショップ」実行委員会(TEL 06・6978・7676) [朝鮮新報 2004.7.28] |