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福井集中豪雨、総連中央高徳羽副議長、被害宅訪ね慰問金

集中豪雨で被害にあったイオ信用組合・福井支店

 17日夜から18日にかけて福井県を襲った集中豪雨により、住宅浸水、停電などの被害が相次ぐ中、県下在住同胞たちにも大きな被害があった。総連中央の高徳羽副議長兼同胞生活局長は20日夜、被害のあった7戸の同胞宅を訪ね、総連中央常任委員会の慰問金を手渡した。

 福井市内と近隣の市に住む同胞宅10戸が床上浸水、3戸が床下浸水、3戸が一部浸水。イオ信用組合・福井支店には大量の水が入りこみ業務用の機械や渉外用の車などが使えなくなった。

 18日の朝には総連県本部に対策事務所を設け、約60戸の同胞宅に連絡し被害状況を尋ねた。19日には現地の同胞らがイオ信用組合の復旧作業を行い、同胞宅をまわり被害状況を把握。同胞らは、「直接訪ねてきてくれて、本当にありがたい」と涙を流し感謝の意を表していた。【福井支局】

[朝鮮新報 2004.7.24]