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「6.15共同宣言4周年」 同胞学生と南留学生、枝川地区をフィールドワーク

「統一ハンマダン」参加者

 「6.15共同宣言4周年記念 在日南北学生統一ハンマダン」が20日、東京朝鮮第2初級学校(東京都江東区)で行われ、約70人が参加した。留学同関東地域の各本部と「在日韓国留学生連合会」の共催によるもの。

 午前中、参加者たちは総聯東京・中央江東支部の金成泰委員長の案内で、学校周辺の枝川地区をフィールドワークし、地域の歴史や現在起きている東京都による土地明け渡し問題について学んだ。東京第2を中心に解放後、朝鮮学校で学ぶ子どもたちの姿を描いた映画「朝鮮の子」、東京都による土地明け渡し問題を扱ったドキュメント「僕らの学校なくなるの?」が上映された。南の留学生たちは初めて知る在日同胞形成の歴史的背景について、興味深く見入っていた。

午後に行われた留学同、留学生連合会選抜による対抗サッカー試合

 午後からは留学同、留学生連合会選抜選手による対抗サッカーなどが行われた後、バーベキューモイム(集い)でさらに交流を深めた。バーベキューモイムに先立って、仁川で開かれた「6.15共同宣言4周年記念 ウリ民族大会」で採択された大会宣言文を朗読。参加者の拍手をもって、宣言の精神を引き継ぎながら、海外にいても統一のためにがんばっていこうとの意思を確認し合った。

 モイムでは北の平壌焼酎、南のチャミスルを混ぜて統一焼酎を造り、「祖国の自主的平和統一ウィハヨ!」の掛け声とともに全員で飲み干した。参加者らは来るべき「統一の味」をかみ締めていた。【留学同中央】

[朝鮮新報 2004.6.26]