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東京・上野で人権協会結成10周年と「在日コリアン暮らしの法律Q&A」出版記念の集い

 在日本朝鮮人人権協会結成10周年と「在日コリアン暮らしの法律Q&A」出版記念の集いが19日、東京・上野の東天紅で行われ、会員、日本人ら約100人が参加した。

 集いでは、先がけて行われた人権協会第5回総会(東京・上野、朝鮮商工会館)で選出された柳光守会長ら役員、理事らが紹介された。柳会長は、人権協会が10年間に延べ1万件以上もの生活法律に関する同胞の無料相談を受けたと述べ、会員、関係する専門家、日本人らに謝意を表した。

 また、元明治大学総長の宮崎繁樹氏、日本労働弁護団の宮里邦雄会長らがあいさつ。相談事例集「在日コリアン暮らしの法律Q&A」の編集委員会、出版元の日本加除出版の代表らが出版の経緯などについて述べた。一方、同協会を物心両面から支えてきた会員、商工人、日本人ら37人に感謝状が送られた。

 参加した総聯中央の高徳羽副議長兼同胞生活局長は、「10年間、同胞の権利擁護のために実践的な運動を地道にこなしてきた。これからも同胞の地位と生活を守り、同胞社会を発展させていくうえで大きな役割を担ってくれるものと期待する」と述べた。

[朝鮮新報 2004.6.24]