会報「焼肉番長」創刊、東京同胞飲食業協議会、シクタン(食堂) |
経営、技術、情報などのあらゆる面から同胞飲食業をサポートすることを目指し、会員のレベルアップの場を提供してきた東京飲食業協議会が、その名も「シクタン(食党)」と改めリニューアル。新店舗総合プロデュースなどのさまざまな新活動を準備するとともに、会報「焼肉番長」を発行した。 第1号の巻頭を飾るのは朝鮮大学校経営学部飲食業研究会レポート。同会は、在日同胞商工人の業種の中で最も多い「焼肉業」の研究を通じて、地域同胞社会に貢献することを活動目的としている。1回目は「焼肉の歴史、メニューの由来」。 番長インタビューは、「正泰苑」(本店=荒川区町屋)オーナーの金日秀氏。両親から受け継いだわずか9坪の店から出発し、いまや都内に3店舗を展開するまでに発展した転機は何だったのかを探る。創刊号の表紙を飾るのも、茨城朝高を卒業して正泰苑に勤める若き板前・盧慶浩さん。 「自慢の料理ショー」コーナーでは、読者限定でお店の大ヒットメニューをこっそり教えちゃう。創刊号のメニューは「東京苑」(豊島区北大塚)のコルベンイ刺。3カ月かけて済州道出身の料理人と協力して完成させた自慢のフェだという。 東京同胞飲食業協議会、シクタン会員には無料で提供。会員以外は1000円。シクタン会員(年会費1万円)も募集中。いずれも問い合わせはTEL 03・3842・6716、FAX 03・3844・8148まで。 [朝鮮新報 2004.6.15] |