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朝鮮人であること実感、台東学生会と朝高生がミニ公演

 東京・台東地域の学生会と朝高生とのジョイントコンサート、台東朝鮮学生ミニ公演「未来へ」が5日、東京・上野の台東朝鮮会館で行われ、同胞、学生ら約30人が観覧した。

 公演は、先月行われた朝青台東支部主催の写真展覧会を受けて、在日同胞社会を守り発展させていこうという新しい世代の決意をこめて開催されたもの。

 公演では、台東学生会の高純憲(高3、会長)、金永治(高3)、梁政美(高2)、梁弘三(中3)さんと学生会OB、OG、朝高生らが朝鮮の歌や民謡、チャンダンノリとカヤグムの演奏などを披露した。なかでも梁弘三さんのカヤグム独奏「アリラン」は大好評で、参加者を沸かせた。朝高生たちとの合唱も参加者に感銘を与えた。

 高純憲会長は「みんなよく練習した。普段は日本の高校に通っているからかあまり意識することはないが、朝鮮の歌や楽器を通じて、自分が朝鮮人であることを実感できた」と語った。

[朝鮮新報 2004.6.12]