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同胞代表ら「特定船舶入港禁止法案」反対緊急集会での要請文を小泉総理に提出

 李漢洙総聯神奈川県本部委員長をはじめとする同胞代表らが6日、東京都千代田区の内閣府を訪れ、3月26日、東京での「特定船舶入港禁止法案」に反対する在日朝鮮人緊急集会で採択された小泉総理宛ての要請文を手渡した。

 要請文は、「特定船舶入港禁止法案」は、平壌宣言の基本精神に反し、朝・日関係をさらに悪化させるものであり、とりわけ在日朝鮮人の生活と人権を侵害するものとして深く憂慮するとしたうえで、▼朝鮮に対する不当な圧力や経済制裁が加えられたり、在日朝鮮人の生活や人権が侵害されることがないよう厳正に対処すること、▼朝・日平壌宣言にもとづく両国間の国交正常化を早期に実現するために、よりいっそうの力を注ぐことを要望している。

 対応した宮本幸一内閣府大臣官房総務課調整第一担当課長補佐は、責任をもって同日中に総理に渡すと述べた。

[朝鮮新報 2004.4.8]