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第8回在日同胞女性学習会開く

 第8回在日同胞女性学習会が2月27日、在日本朝鮮人人権協会男女平等推進部会の主催で、東京都台東区のNPO法人同胞法律・生活センターで開かれた。

 清水澄子前参議院議員が講師に招かれ、「女だからできる朝・日友好、朝・日国交正常化」と題して、約1時間半にわたって半世紀にわたる豊かな体験談を語った。

 清水さんは3.1独立記念日が、自身の誕生日に重なると述べながら、「軍国主義一色の時代に育ったが、敗戦後、労働運動や女性解放運動、日朝友好運動に尽くすことができたことは大変幸せだった」と振り返った。

 そして、72年の初訪朝の体験によって、「それまでは、ローザ・ルクセンブルクはじめ欧米の女性運動については学んでいたが、隣国についてはいかに無知であったかを自覚し、新たな朝鮮観に目を開かされた」と述べた。その衝撃が朝鮮問題への献身的な取り組みの原点となったと語りながら、「人間は変わることができる」と強調し、民衆の力、女性同士の強い連帯で日朝の懸案問題に取り組もうと力強く語った。

[朝鮮新報 2004.3.3]