〈ブライダルヒント-3-〉 納幣、封采のこと |
結婚前に行う結納を朝鮮では崖凪(ナプペ・納弊)と言う。結婚式を間近に控えた時期に、新郎側から新婦側へ届けられる金品のこと。同胞社会では裟辰(ポンチェ・封采)といった方が一般的かもしれない。 納弊は故郷によってしきたりが異なり、済州道には納弊の風習がない。故郷の違う家同士が結婚する場合、納弊をどうするのか、またしないのか、などなど両家で話し合って決めることになる。 一般的には結婚式の1カ月くらい前、午前中に行うのが常識とされる。結納品の内容は、目録、金銭(結納金)、貴金属や生活用品など。結婚後の生活を考えて実用的なものがよいのでは。 結納金は2で割れない金額にしなければならない。 [朝鮮新報 2004.1.28] |