昨年は班、支部の再建に大きな力を注いだ年だった。まずは人を１人でも多く集めようと、食事会などを開いた。そうした過程を通じて、支部に集まる「レギュラーメンバー」ができた。今年は彼らとともにより多くの仲間を集め、班、支部を活気あるものにしていくつもりだ。

　集まると祖国や同胞社会を取り巻く情勢の話が話題になるが、今年はそれをもっと理解するために学習会なども開いていきたい。

　また昨年、朝・日青年友情プロジェクトの一環として行われた「日朝ピョンヤン宣言を支持し、北東アジアの平和と安定を求める５０万人署名運動」では、在学する大学で、日本の学生たちにその趣旨を説明し、多くの理解と支持を得ることができた。われわれ在日コリアンが暮らしていくには、日本市民の支持も得ていかなくてはならないとつくづく感じた。（李熙士、朝青大阪東淀川支部東淀川班班長、大阪産業大学２回生）

［朝鮮新報 2004.1.1］