わが家の庭に 蝶々が飛んできました
朝夕と 木々に水をやりながら 見つけた赤ん坊毛虫 このごろ 姿がないと思ってたら
姿を変え きれいな羽をひろげ この庭に帰ってきました
小さな庭でも この庭が 蝶々のたった一つの故郷
青い空 自由に 舞い上がることができても 忘れられず訪れるのが 故郷なのでしょう
徐一順(ソ・イルスン) 詩誌「チョンソリ」第12号(2002年秋号)に収録。(訳・全佳姫)
[朝鮮新報 2003.2.12]