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日朝友好促進京都婦人会議発足30周年で記念パーティー

 「お勝手からこんにちは」を合言葉に日本と朝鮮女性の友好親善を深めてきた日朝友好促進京都婦人会議が発足30周年を迎えた。11月29日、左京区内のホテルで30周年を記念する集いが開かれた。

 集いには、同会顧問として発足当時から尽力してきた上田正昭京都大学名誉教授、随筆家の岡部伊都子さんをはじめ日朝の女性約100人が参加した。

 1部では清水澄子前参議院議員が講演し、かつての軍国主義時代に逆戻りしたような現在の政治家の言動と朝鮮べっ視、民族排他をあおるマスコミを辛らつに批判した。また、「作られた情報に惑わされることなく、対話と交流を積み重ねていかなくてはならない」と力説した。

 続いて、女性同盟による祝賀公演、総会が行われた。同会議事務局の末本雛子さんが国立大学受験資格問題、「エルファまつり」や朝鮮文化をたずねる会などの企画、会で行ってきた活動を報告。「真の日朝友好を築くため、『戦争はだめ、平和をつくりあげよう』との声をあげ続けたい」と訴えた。

 上田教授、総聯中央副議長の金昭子女性同盟中央委員長の祝辞に続いて宴会が行われた。【女性同盟京都】

[朝鮮新報 2003.12.26]