栃木県で朝・日団体が朝鮮人強制連行犠牲者追悼式行う |
日本の植民地支配時代、栃木県塩谷町に強制連行され犠牲となった朝鮮人犠牲者の追悼式が7日、同町船生大字上沢スカウ地区の墓地で行われた。日本・朝鮮友好栃木県民の会(大出勝久会長)が主催した。 県内各地から関係者や朝・日友好団体の市民ら30人が参加した。栃木県朝鮮人強制連行調査団の趙吉寿朝鮮人側団長があいさつし、参加者全員で焼香した。 同地区では当時、日本鉱業日光鉱山として銅の採掘が盛んに行われていた。日本の敗戦間際には600人ほどの朝鮮人が働かされていた。その内4人が発破作業中、または落盤などで命を落とした。鉱山山中にあった小さな土饅頭だけの「墓地」に白木で仮の追悼碑を建立し、一昨年前から追悼式を行ってきた。【栃木県朝鮮人強制連行真相調査団】 [朝鮮新報 2003.12.20] |